大きな夢、「仕事」と「労働」

大きな志・夢、「仕事」と「労働」

皆さまは、どのような企業や部署で働いいますか?

 

外見的には華やかな企業、それほどでもない企業、また同じ企業でも華やかな部署、地味な部署など、部署によっても違いはあるでしょう。

 

一見華やかに見える企業や部署でも、やることは繰り返しが多く地道な作業が多いと思います。

 

しかし、日々のその地道な作業の積み重ねが大きな花を咲かせていくことに繋がっていきます。

 

それぞれの与えられた作業の中に、各人どれだけの志や夢を込められるかが大切となります。

 

どれだけ大きな志を持ち、どれだけ大きな夢描き、そして持ち続けられるかが各人を成功に導くか否かにかかわってきます。

 

 

これに関する、エジプトのたとえ話を紹介しましょう。

 

ある旅人が、エジプトをラクダに乗って旅をしていました。

 

途中で、石を切り出して運んでいる3人の人夫に出会いました。

 

旅人が、一人の人夫に尋ねました。

 

 「何をしているんですか?」

 

 尋ねられた人夫は、「見たらわかるでしょう。ここからあっちへ石を運んでいるんだ」

 

と答えました。

 

旅人は、別の人夫に同じように尋ねました。

 

 「何をしているんですか?」

 

 その人夫は、「ほら、あそこに町が見えるでしょう。あのような町を造るために今石を運んでいるんです」

 

と答えました。

 

旅人は、3人目の人夫にも同じように尋ねました。

 

 「何をしているんですか?」 

 

 するとその人夫は、「私は、エジプトの明日の文明をつくるために今石を運んでいるんです」

 

と答えました。

 

そして、何年かたって3人目の人夫は、その国の大臣になったという話です。

 

出来過ぎの話のように聞こえますよね。

 

なにせ、たとえ話ですものね。

 

 

しかし、このたとえ話の中に私としては大切な内容が込められていると思っています。

 

同じ作業でありながらその作業にどれだけの志や夢を託すことが出来るかです。

 

別の言葉で表現するとすれば、同じ作業にどれだけの心を込めることが出来るかです。

 

 心の込らない作業は、労働(Labor)です。

 

 心の込もった作業は、仕事(Work)です。

 

 「労働」と「仕事」とは明らかな違いがあります。

 

「労働」は、一定時間の単なる作業であり、それ以上の付加価値は生まれません。

 

何個石を運ぼうとも、早く終わればよい、どうしたらサボれるかしか考えておりません。

 

一報、「仕事」の場合、効率を上げるためにはどうしたら良いか、お客様に喜んでもらうためには何をすれば良いのかなど、考えながら心を込めて作業するため、生産性の向上や高い付加価値を生み出します。

 

前にも述べたように、いつも華やかな仕事ばかりではありません。

 

むしろ、地道な仕事のほうが多いでしょう。

 

志や夢は各人が成長するための栄養でもあり、その志や夢を阻害する要因は各人を鍛えるための砥石でもあります。

 

どれだけ大きな夢を描けるか、どれだけその夢を持ち続けられるか、そしてどれだけそれに関わる仕事に心を込められるかは、各人の実力でもあるといえます。

 

常に大きな夢を掲げ、付加価値の高い仕事をしていきたいものです。