企業の発展・繁栄をもたらす 経営理念

企業の発展・繁栄をもたらす 経営理念

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企業の発展・繁栄をもたらす「経営理念」

http://www.top-consultant.jp/management/philosophy.html

 

 

企業の目的は、ズバリ「顧客の創造」です。
そして、経営というのは、人を通じて、組織で事業を運営し、成果をあげることです。

 

その組織に方向性を持たせ、成果をあげるためには“目標”なり“理念”なりが必要となります。

 

起業当初は「自分が好きなことをして、自分や家族が食べていくことができ、従業員が楽しく生活できていればよい」という程度の志だったかもしれません。しかし、一定の規模にまで企業が大きくなってきたら、やはり、それだけではダメです。

 

企業も一つの生き物であり、企業規模が大きくなると強い求心力が必要となってきます。企業トップはこれを従業員に提示する必要があります。これが、「経営理念」であり、「目標設定」です。

 

「経営理念」というのは、「組織全体が、どの方向に向かっていくのか」という理念であり、「錦の御旗」のようなものです。

 

一定規模の企業において、社員を結び付ける核(理念)がなければどうなるか?
理念がなければ、何を基準にして働いているのかわからず、
 考えがバラバラ、
 行動がバラバラ、
 判断がバラバラとなり、
 方向性が定まりません。

 

いくら“xx年後、売上倍増!!”と目標を掲げても、「何のために売上を倍増するのか」という、奥にある理念を提示し、且つ従業員と共有できていなければ、社員にやる気勇気が湧いてきません。力が出てきません。

 

一例として、1956年に松下幸之助は、4年後の1960年に攻撃的目標設定として4倍の売り上げ目標を掲げました。他の経営陣は目が点です。“できるわけがない”という空気が漂っていました。

 

その時、松下幸之助は「売上4倍増の目標は、名声や儲けを求めるためのものではなく、あくまでも、製造業者が社会に対して負っていると私が信じる使命を達成するための手段である」と述べています。

理想を掲げて進軍ラッパを吹け!

経営トップに、夢や理想、信念がなければ、そのうち誰もついてこなくなります。理想を掲げて進軍ラッパを吹けないようでは、零細企業のままで朽ち果てるしかありません。

 

経営トップは、社員に対して、常に使命感を与えることが大事です。使命感を現したのが「経営理念」です。「我社は何のために在るのか」といった、社会に対する公器としての使命を説明したのが「経営理念」です。これを社員レベルまでかみ砕いて、繰り返し繰り返し教える必要があります。

 

経営理念を立て、それを繰り返し述べて社員たちに理解させ、「我社はこの理念を実現するために頑張っているのだ」ということを教え込めたら、そこに「正しさ」というものが立ち上がってきます。この「正しさ」というものを社員の皆が意識したときに、勇気が出てくるのです。

 

従って、経営者にとって非常に大事なことは、「経営理念」をつくることです。組織として、全体としてどちらの方向へ向かっていくのか。一つの旗印「錦の御旗」、目標です。そして、繰り返し繰り返し「我社はどういう方向に行こうとして、どういうふうなかたちで社会貢献しようとしているのか」ということを教える必要があります。

 

常に正しい使命感を与える。難しければ理念をかみ砕いて説明する。折に触れて教える必要があります。「我社は何のためにあるのか」。

 

「鉄は国家なり」といったのは新日鉄。

 

理想が本物であれば、使命感というのが出てきます。社会貢献とか、公器性というものを掲げると、やはり企業であっても、一種の宗教にも似た、強い磁場を創り始めることになります。

 

松下幸之助は、天理教の宗教施設を訪ねた折にこれを悟ったと言われています。

 

このように、強い磁場が出来上がると、その企業に対する信頼感、あるいは、ここなら信頼できるという、その企業の良心というか、個々の商品やサービスは信用できるという空気が出来上がってきます。

 

これがその企業の成長、発展の推進力となります。

 

正しい経営理念が、社員の言葉や行動に繋がり、さらにその理念が商品やサービスに練り込まれてくると信頼感が生まれ、社業は発展します。

 

また、経営理念の中に「私利私欲」があってはなりません。人は満足感を感じたり、勇気が湧いてくるのは、自らが成長していると感じた時、人の役に立っていると感じた時だと言われています。

 

経営者自身のやる気を出すためにも、従業員のやる気を出すまめにも、また市場の信頼を得るためにも、正しい経営理念を掲げなければなりません。
この正しい経営理念が、企業の発展・繁栄をもたらすのです。

 

現在、日本の企業の約半数の企業が経営理念を定めていないと言われています。特に、小企業や零細企業に多い。

 

各々の企業が発展・繁栄するためにも、民間企業が活力を増し日本が元気になるためにも、是非経営理念を定め、その理念を社員と共有して頂きたいと思います。

企業の発展・繁栄をもたらす 経営理念 「松下電器」(現 パナソニック)

経営理念を具体的に見ていきましょう。

 

松下電器と言えば松下幸之助。

 

松下幸之助は、経営理念は「正しい経営理念」であることが必要であり、この「正しい経営理念」は、「正しい人生観」に深く根ざし、この人生観は真理にかなったものでなければならないとした。

 

従って、松下電器の経営理念は、正しい人生観、社会観、世界観に深く根ざし、普遍性の高い理念であり、会社永続のために設定されている。

 

こうした中から、人々の生活文化の向上を願う「水道哲学」「雨が降れば傘をさす」といった天地自然の理法に従って仕事をする「経営のコツ」が生まれてくる。

 

松下幸之助は、会社の存在理由、経営目的、経営方法に関する「正しい経営理念」が根底にあってこそ、事業経営において大事な技術力、販売力、資金力、そして人がはじめて生かされてくると主張している。

 

しかし、「破壊と創造」というスローガンを掲げ、“松下幸之助創業者の経営理念以外はタブーなし”として経営改革を断行した当時社長の中村邦夫は、松下幸之助が「正しい経営理念」のベースとして最も重要視していた「正しい人間観」が分からなかったそうです。
もうひとつ、“雨が降ったら傘をさす”というような「経営のコツ」も掴めなかったようです。

 

何を言いたいか・・・・・・・
中村邦夫は、“経営理念以外はタブーなし”といって大改革に取り組んだが、肝心の経営理念を真に理解せずに改革したため松下電器を破壊してしまった。

 

松下電器の「綱 領」
産業人たるの本分に徹し、社会生活の改善と向上を図り、世界文化の進展に寄与せんことを期す

 

従業員の日々の指針「松下電器の遵守すべき精神」
産業報国の精神、公明正大の精神、和親一致の精神、力闘向上の精神、礼節謙譲の精神、順応同化の精神、および感謝報恩の精神

 

これらの経営基本方針や指針などは、現パナソニックでも引き継がれているが…。

企業の発展・繁栄をもたらす 経営理念 「京セラ」

次に京セラといえば、稲盛和夫。創業当初は、自分の技術を世に問う場としての位置づけだったそうですが、途中から社員とその家族を守ることや社員が自主的に働くためには大義名分が必要だと気付き、経営理念を掲げたところ社員の心がまとまり、これまでにないパワーが発揮され、業績が急速に伸びたという。

 

稲盛さんが掲げる経営理念には、「人間として正しいかどうか」という哲学が盛り込まれている。

 

「嘘をついてはいけない、人に迷惑をかけてはいけない、正直であれ、欲張ってはならない、自分のことばかり考えてはならない」など、子供のころ、親や先生から教わった単純な規範を、そのまま経営の指針に据え、守るべき判断基準としたと、稲森さんが語っている。

 

京セラの「社 是」
敬天愛人
常に公明正大謙虚な心で仕事にあたり天を敬い人を愛し仕事を愛し会社を愛し国を愛する心

 

京セラの「経営理念」
全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類、社会の進歩発展に貢献すること。

 

まさに、稲盛和夫の生き方そのものが表現されている。

企業の発展・繁栄をもたらす 経営理念 「トヨタ自動車」

トヨタ自動車では、昭和10年に定めた「豊田綱領」がある。この「豊田綱領」は、豊田佐吉の考え方を、豊田利三郎、豊田喜一郎が中心となって整理、成文化したものである。(トヨタ自動車75年史)

 

一、上下一致至誠業務に服し産業報国の実を挙ぐべし
一、研究と創造に心を致し常に時流に先んずべし
一、華美を戒め質実剛健たるべし
一、温情友愛の精神を発揮し、家庭的美風を作興すべし
一、神仏を尊崇し報恩感謝の生活を為すべし

 

今でも十分に通用する理念(社是)ですが、トヨタ自動車は、時代に対応すべく、平成4年に新たに「基本理念」を制定した。

 

トヨタ自動車は、時代の変遷、時代の転換点を経営理念に反映させている。
ただ、「豊田綱領」は、常に思想的原点であることは間違いないであろう。

企業の発展・繁栄をもたらす 経営理念 「キヤノン」

企業の永続性と発展・繁栄を担保する経営理念として、キヤノンがある。
キヤノンは、聖典、規範、標準を意味するCANONと観音菩薩の慈悲にあやかりたいという意味を込めて、社名に「キヤノン」を採用した。
キャノンが掲げる企業理念は「共生」である。この共生を元に企業理念や企業目的が定められている。

 

「企業理念」
世界の繁栄と人類の幸福のために貢献すること
そのために企業の成長と発展を果たすこと

 

「企業目的」
国境を超え、地域を限定せず、しかも積極的に世界全体、人類全体のために社会的責任を遂行すること(真のグローバル企業の確立)
世界一の製品をつくり、最高の品質とサービスを提供し、世界の文化の向上に貢献すること(パイオニアとしての責任)
理想の会社をきずき、永遠の繁栄をはかること(キャノングループ全員の幸福の追求)

 

「共生」を軸としながら、社会への貢献・責任とそのための自社の永続と発展・繁栄を見事に結びつけている。